よくある質問 <解析に関するご質問>

1回のシミュレーションにどれくらいの計算時間がかかるのですか?

PCの計算能力や計算の規模によって大きく変わります。大まかな目安として現在のハイ・パフォーマンスPCをお使いの場合、1ケース当り、200万格子くらいの小規模な計算で1時間くらい、2千万格子程度の大規模な計算で20時間弱程度で終了します。

流体力学の専門知識が無いと正しく解析できないのですか?

いいえ。標準的な風況解析の場合、マニュアルに沿って解析設定を行って頂ければ簡単な手順とシンプルなパラメータで、だれでも妥当な結果が得られます。解析結果の考察には風工学の知識があると良いですが、難しい数式を用いて考察を行う必要はありません。

圧力場を出力は可能ですか

いいえ。現在のバージョンでは出力はされません。今後のバージョンアップで実装する計画です。

流入風速のプロファイルをべき乗則以外に任意の分布で設定することは可能ですか?

いいえ。流入風は時間軸で一様な風として設定されます。どうしても再現したい場合は風上側にラフネスブロックを形状モデルとして設置することで、乱流を生成してください。

風況(風向・風速)以外にどのようなシミュレーションに対応していますか?

物質の拡散シミュレーションや熱対流を考慮した風況シミュレーションが可能です。

屋内などの風の流れのシミュレーションに対応できますか?

いいえ。屋内のような閉鎖的な領域には対応しておらず、計算領域の地面を除く境界面は解放されている屋外環境を前提にした解析のみ可能です。 多くの計算格子を必要としますが、建物の外部と内部を同時に計算することで、室内の気流を計算することが可能です。

自動車などの移動体の設定や、ファンなどの吹き出し口を設定することはできますか?

いいえ。地形や建物など静止した地物に対してのみ風の計算が可能です。

境界条件の設定の方法は?

流入断面にから「べき乗則」の風速プロファイルで流入している設定となります。ユーザはべき指数を指定することで流入プロファイルの形を変更することが可能です。

同一の計算格子で、流入風速が違う風況を知りたい時、シミュレーションをやり直さなくて良いのか?

流れの相似則が成り立つ範囲すなわちレイノルズ数のオーダが変わらないケースであれば、1ケースのシミュレーション結果の値から風速比を用いて換算することで実様々な風速の分布に置き換えて見ることができます。 換算処理は計算結果をNetCDF形式に変換する際に設定することができます。